英語好きがD&Dの翻訳とDMを始めるとこんなブログを作る

D&Dの公式イベントAdventurers Leagueのシナリオを翻訳とDMをしています。

About Storm King's Thunder, and Adventurer's League Regulation

ブログ開設はしたものの、更新もせずにずっと放置してしまった。

気を取り直して、このブログを更新していこうかと思います。

 

今年の夏、シーズン5となるStorm King's Thunder(以下、SKT)が開始されました。そしてAdventurer's League(以下AL)も、前シーズンのStrahdシナリオが終了して、SKTのシナリオへと移行しました。

今回のSKTの特徴は、ジャイアントがメインとなるストーリーラインであり、舞台も含めてスケールの大きな展開をしていきます。ハードカバー版SKTは、Sword Coast全体を舞台にストーリーが展開します。しかし、今回紹介したいのは、AL版のSKTシナリオのほうで、実はこのシーズンより舞台が変わりました。

これまで、シーズン1~3まではMoonsea地域を舞台に展開してきました(シーズン4のCurse of Strahdは舞台がそもそも別の設定なので除く)が、シーズン5からは、ハードカバー版と同じように、Sword Coastを舞台にしています。

そして、もう一つの特徴は、シーズン1や2の続きの設定になっていて、シーズン1のthe Cult of the Dragonが暴れていた後の設定となっている点です。また、シーズン2(Elemental Evil)に登場したエレメンタルカルトの足跡も所々に散りばめられています。AL版のシナリオの良いところは、そのシナリオで5eを始めて遊ぶ人でも充分に楽しめるようになっていて、かつこれまでのシーズンのシナリオを楽しんでいる人もよりストーリーを深く知ることが出来て、楽しめるようになっています。前シーズンの足跡に関しては勿論、ハードカバー版SKTでも同様に入っています。

 

さて、ALをあまりご存知ない方もいるかと思いますので、少しALに関して書いておこうかと思います。

ALの大きな特徴は、始めて参加するプレイヤーのキャラクター(Player Characterと言います、略してPCと記載します)はレベル1から参加となります。その1レベルPCのその日の冒険で得た経験値を、キャラクターログシートというシートに記載してDMのサインを貰います。次回自分のPCのキャラクターシートと、そのログシートを持参する事で続きを遊ぶことが出来て、PCを成長させるシステムになっています。

またシナリオは、全部で4段階のレベル帯が決められています。例えば、Aというシナリオはレベル1~4向け、Bというシナリオは5~10レベル向けといった感じです。この段階は、下記のように決められています。

第一段階(1st tier) 1~4 レベル

第ニ段階(2nd tier) 5~10 レベル

第三段階(3rd tier) 11~16レベル

第四段階(4th tier) 17~20 レベル

1レベルのPCが4レベルまで上がると、各冒険毎に獲得出来るダウンタイムを消費して5レベルへ上げることが出来ます。そうやって次の段階の冒険へ進むことが出来ます。ALのレギュレーションの難しいところは、この2段階目以上のシナリオにAL始めてのプレイヤーの方を参加させられないネックがあります。

ですが、RPGの特徴であるレベルアップをこのような形で楽しむようになっています。

 

話はSKTシナリオに戻りますが、実は先日ALシナリオの後半(2017年の1月~4月)の10シナリオの要約がアナウンスされたのですが、今回は、初めてこの第四段階のレベル向けシナリオがリリースされます。

 

次回は、このALのSKTシナリオの詳細を書こうかと思います。

Introduction to the blog

2016年に入り、これまでずっとやりたかった事が出来るようになった。それは、Dungeons and Dragons(以降、D&D)のDungeon Mastering(以降、DM)である。実はこの世界を知るようになってから気がついたのは、D&Dというゲームはもう誕生してから40年以上も経つ歴史のあるゲームであるため、ゲームをマスタリングするDMをやっている人も、同時に非常に長くDMをプレイしているという事だ。

 

現在このD&Dは、5th edition(以降5e)が最新版であり、筆者もこの5eを主にプレイしているのだが、この5eが発売されたのが2014年の夏。私がカナダから日本に帰ってきた頃である。このD&Dは日本だとマイノリティであるテーブルトップタイプ(卓上)のゲームのため、2年経った現在もまだローカライズはされていない。

 

そんなD&Dの5eを遊べる場所は日本には数少ないだろうと思っていた矢先、本家Wizards of the Coastが、5eをプレイするための大きな枠組を発表した。それがAdventurers League(以降、AL)である。ここでは従来のD&D Encounters(毎週水曜日にD&Dの公式イベントとして、カレントのシーズンシナリオを毎週2時間ずつプレイする)に加えて、D&D ExpeditionsやEPICシナリオ等、コンテンツは非常に魅力的なものであり、発表されたALのガイドのPDFを何度も読んでは、北米のプレイ環境を羨ましく感じていた。

しかし、まさかのまさか。日本でやっていた場所が存在していた!秋葉原のR&RステーションでALのレギュレーションに準拠して毎週水曜のEncountersと、週末にはExpeditionsをやっていたのだ!これに気がついたのは2014年の冬。5eはもうかれこれ、Starter Set→Players Handbook(以降、PHB)→Monster Manual(以降、MM)まで出ていた頃だ。これまでも月1ペースでプライベートセッションをやっていたのだが、このイベントにすぐに参加表明をしたのは言うまでもない。それからはシーズン1→3までを可能な限りプレイヤーで参加していたのだが、2015年秋のDAC(年に一回のD&Dのコンベンション)で主催のふぇるでぃん氏に、「一度DMやってみたい」という話をしたところ、トントン拍子にDMをやる話になり、シーズン3のEncounters用シナリオ、Out of the Abyssの2順目のDMとして2016年2月よりやることになった。

 

という事で前置きが少し長くなってしまったが、このブログでは初心者DMが毎週の公開イベントでDMをやっていく過程や、今後の展望などを書いていければと思っています。各シナリオの感想等も思い思いに書いていきたいとも思っています。