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英語好きがD&Dの翻訳とDMを始めるとこんなブログを作る

D&Dの公式イベントAdventurers Leagueのシナリオを翻訳とDMをしています。

Pathfinderと英語

最近、久々にPathfinderのルールを読んでいます。5eがリリースされる前、私はPathfinderを結構遊んでいた事が4eに比べて多かったです。というのも、元々このTRPGの世界に戻ってきた要因となったは、このPathfinderだったからだ。たまたまその頃の知り合いのオーストラリア人からTRPGをやろうと話をもらい、あまり考えずに遊びに行った時にプレイしたのがこのPathfinder(以下、PFRPG)だ。今ほどサプリメントが充実していたわけではなかったが、当時は4eと分断するほど海外では人気があり、私はたまたまこちらのPFRPG派だったグループのところにお邪魔したというわけだ。

最初はさっぱり意味が分からなかったけど、その後は当時出ていたほとんどのサプリも目に通したし、世界設定もしっかりとした独自の世界を持っていて、最終的には、PFRPGの世界が好きになっていました。ただ、中でも一番感動したのは、使われている英語の読みやすさでした。特に最近ずっと読んでいたビギナーボックスの英語は本当に優れていて、アートワークやフォントサイズ等、全体的にとても読みやすく、5eのスターターセット以上に読みやすいと言えます。近日、日本語版が出るという話だが、特にこのビギナーボックスに関して言えば、日本語に翻訳されても、この読みやすさを失わないでほしいという個人的な希望を持っています。

私がPFRPGを知ってから、もちろん、有志の方が素晴らしい翻訳をしているサイトもすぐに知ることとなりました。しかし、恐らく日本語版3.5eからの歴代のファンの方はあのテキスト構成が馴染みのあるもので全然問題なく読めるのだろうが、あれほど簡単だと思っていたPFRPGがローカライズされると、非常にUnfamiliarな日本語になってしまい、結局私のような歴の浅いプレイヤーには敷居が高く感じ、最終的には英語のほうが読みやすく、PRDJの日本語を理解する作業に入る前に挫折して、しばらくは英語だけでプレイしていたゲームとしても思い入れが強いです(もちろん、これは私個人の認識の低さによる事が問題で、PRDJ有志の方のサイトは本当に素晴らしい仕事をしています)現在は、Rise of the Runelords(以下、RotRL)を読んでいますが、こちらも非常に英語が読みやすく、英語学習者には音読教材としてお勧めしたい(?)ほどです。例えば、最初のChapter Backgroundsを読んでも、固有名詞を除いては、難しい単語は3~4つほど。固有名詞は英語スピーカーでも始めて読む時はアテンションするし、まあ大概はその後に説明が書かれる事を考えると、辞書を引く回数も減るし、そういった意味でもPFRPGはすごいな~と感じます。ただRotRLは、ビギナーボックスに比べてフォントが小さく一見「うっ!」となります。しかし、読み始めると割りと夢中に3ページくらいは読んでしまう感じです。これは英語の読みやすさだけではなく、ストーリーとしても楽しいからであることは言うまでもありません。

そしてPFRPGは、私が始めてDM(PFRPGではGMと呼ばれている)をやったTRPGとしても非常にメモリアルであり、ビギナーボックスに入っているDMツール一式が今でも私のDMツールの一部となっています。

5eが発売されてからずっと5eばかりやっていて、PFRPGをしばらく本棚へ閉まっていたけど、PFRPGは結構好きなシステムなので、今年は地味にしばらく遊んでいこうかなと考えています。

 

さて、ALのモジュール話を少しだけ書いておきます。今月頭にリリースされた3本のシナリオの1つで、1st Tierの話は完結しました。特に年明けから出ていた後半3本が面白く、こちらもGW辺りから開始していく予定です。お店のほうはハードカバー版を進める予定なので、しばらくはSKTストーリーラインを堪能していく予定です。

Announcement of Season 6, Tales from the Yawning Portal

年明けより、Wizardsのサイト上ではハードカバー版Tales from the Yawning Portalの告知はされていましたが、ALのシーズン6前半のアナウンスが本日Robert Adducciより発表されました。

SKTのALモジュールの数は19本と多かったのもあり、今回のモジュールの少なさは少し驚きましたが、前半6本となります。しかし6本中3つはEpicシナリオ、そして恒例のDDAL6-1はミニシナリオではなく1st tier 2時間のシナリオでした。

と、ALの内容を書く前に、Tales from the Yawning Portalとはどういった内容かをかいてほうが良いですね。タイトルのYawning Portalは、ご存知ソードコーストで最も有名な街の1つWaterdeepの有名な酒場の名前です。そして、表紙の渋いオッサンが、店主であるDornanです。なので、酒場Yawning Portalで語られる物語というテーマなのでしょうか?過去のD&Dモジュールの中でもデッドリーなダンジョンクロールものでおなじみ?の名作7本を5eまで持ってきてしまおうというのがコンセプトのシーズンとなります。下記がそれに当たります。

  • Against the Giants
  • Dead in Thay
  • Forge of Fury
  • Hidden Shrine of Tamoachan
  • Sunless Citadel
  • Tomb of Horrors
  • White Plume Mountain

また、これは私の憶測なのですが、エレメンタル・イービルや、レイブンロフト等に代表されるように、レルム以外の設定を5eの基本セッティングであるフォーゴトンレルムに移していくという事をやってるのではないかと思っています。そして今回は7つ候補に上がり、もうまとめて移行してしまえ!とばかりに一冊にしてしまったのが今回ではないだろうか。

これまでのように大きなテーマ(ドラゴンの復活だったり、アンダーダークだったりといった)ではないため、ALモジュールはどのようになるのか興味がありました。上記のうちどれかのモジュールテーマに沿ったアドベンチャーが展開されるようです。そして先述した6本のシナリオですが各2本(うち1つはEpic)毎に、下記のモジュールベースで割当されています。

DDAL6-1 (Forge of Fury) A Thousand Tiny Deaths, 1st tier

DDEP6-1 (Forge of Fury) Relics of Khundrukar -EPIC

DDAL6-2 (White Plume Mountain) The Redemption of Kelvan, 2nd tier

DDEP6-2 (White Plume Mountain) Return to White Plume -EPIC

DDAL6-3 (Against the Giants) Crypt of the Death Giants, 4th tier

DDEP6-3 (Against the Giants) Hectacomb -EPIC

モジュールは5月よりリリース開始。今から楽しみで仕方ありません。

失われしカルトの秘宝 DDAL 5-1

久しぶりにブログを更新しようと思います。

去年12月より開催していた、In Volo's Wakeが2月頭で終了して、晴れてStorm King's Thunderの導入シナリオDDAL 5-1、Treasure of the Broken Hoard(失われしカルトの秘宝)を開始しました。

とある有名なトレジャー・ハンターが、今は亡きドラゴンカルトが隠したと噂される秘宝の場所を、彼女はとある情報筋から入手したという物語から始まります。彼女は秘宝の見つけ出すために危険な場所へと向かうため、サポートをしてくれる護衛の冒険者を募っています。そこで冒険者は、様々なジャイアントの痕跡やトラブル等に遭遇していくような話しになっています。

このアドベンチャーはミニアドベンチャーが5つあり、これが終わった後にハードカバー版のSKTのChapter1へと進めようかなと考えています。本家のほうはもうじきシーズン6(3月24日より開始)を開始して、SKTも後半戦真っ只中という感じですが、私達もぎりぎりカレントシーズンを迎えられました。ロロステでは、実はすでにこのChapter1のA Great Upphevalを10月の週末に一回DMをやっているのですが、水曜枠では少し短時間のセッションを考慮してアレンジする予定です。

それでも、5-1のミニアドベンチャーの前にVoloシナリオをやっておいたのは、Volo本のPC Raceの傾向を見ておきたかったのもあるし、ミッション形式のシナリオは、実は水曜の短時間に向いている点もありました。この5-1もミッション形式の短編なので、運用がしやすく、この形式のもう少し上のレベル(3-4レベル帯)があると嬉しいな~と個人的には思います。実際Voloシナリオは3-4レベルの短編ミッションが4つもあり、シーズン6ではこういった要素のシナリオもたまにはリリースしてほしいと願っています。

 

話は変わりますが、プライベートセッションでは、2nd TierのDM経験を増やすべく、SKTのシナリオのHartsvale編を一巡したいと考えています。その後、3rd TierのBeregost編、Beneath Durlag’s Tower前後編をやるのを目標に計画しています。このBeregostの街は、ビデオゲーム版Baldur's Gateをやっている自分とすると、馴染みの街で(設定的にはBGから数百年は経過しているが)非常に今から楽しみです。BGEEでは、新NPCのワイルドメイジのNeeraの登場する街です。Beneath Durlag’s Towerは、DDAL5-8と9にあたり、ライターはAlan Patrick(AL Adminの一人です)、個人的に結構好きなタイプのライターさんです。

それともう一つ。去年2/10水曜に5eでDMを開始して早一年が経過しました。今月の2/1のVoloシナリオ最終回でちょうど33回やることが出来ました。奇しくも私の運命数と同じ数字でビックリしました。ALシナリオを含めて、やってきたシナリオを羅列すると、

Out of the Abyss (シーズン3) Chapter1~3

Death House (シーズン4)ローンチイベント

Out of the Abyss (シーズン3) Chapter4

Curse of Strahd (シーズン4) Chapter3, 5

A Great Upheaval (シーズン5) Storm King's Thunder Chapter1 ローンチイベント

DDEX 3-1 (シーズン3) ALシナリオ

DDAL 5-2, 5-4 (シーズン5) ALシナリオ DAC東北用

In Volo's Wake (スピンオフ) ALシナリオ

Out of the AbyssのChapter 1~3以外は翻訳もやったし、おそらくDMをやる前よりもD&Dや特にALに関して深く知る事ができたと思います。そして、もし私の卓でプレイしたプレイヤーさんがいましたらこの場を借りて、ご参加いただきありがとうございました!私個人的にはこのDDAL5-1より、シーズン2と位置づけて、これからもDMを頑張っていこうかと思っています。またご一緒する機会があればどうぞよろしくお願いします。

ALシナリオ of SKT in 1st Tier

Storm Kings Thunder(以下SKT)のシーズンが展開されてもうじき半分が経過します。前の記事にも記載しましたが、SKTのAL用シナリオはAL初の4th Tierのレベル帯のシナリオが春にリリースされる予定です。そんなSKTの今回は1st Tierの内容を書きたいと思います。

こちらも以前多少紹介しましたが、アドベンチャーの舞台がMoonsea地域からSword Coastへと切り替わりました。そして各Tier毎に拠点とする街が違っています。今回紹介する1st Tierでは舞台がParnastというSword Coastの東側にある街で展開され、ここはかつて、ファクションの1つであるゼンタリムが支配していた街として有名でした。というのも、Moonseaで有名な場所の1つ、Zhentil Keepから、フェイルーンの西海岸で一番有名な街Waterdeepまで道が繋がっていて、このParnastはMoonseaとSword Coast地域を結ぶ貿易の拠点として栄えていました。

しかし、最近はだいぶその影響力も衰えてきていたのですが、最近大きな出来事がこの街で起こります。それは、いわゆるこのALシーズン1のTyrrany of Dragonシーズンで一番最初にリリースされたハードカバー版アドベンチャー、Hoard of the Dragon Queen(以下HotDQ)にて、このシーズンでフェイルーンを震撼させていたドラゴンカルトがこの街を支配して活動していた場所でした。

今回のALシナリオでは、この後から話が展開します。なのでもしこのシーズンのシナリオの詳細を楽しみたいと考えているプレイヤーの方は、上記のシナリオをやってから(もしくは読んでから)ALシナリオをやってみるとより深く楽しめるかと思います。勿論、大きな流れで繋がっているだけですので、やってなくても全然楽しめるシナリオとなっています。とりあえず、リリースされた分のシナリオの概要を一切スポイラーせずに、ALやdms guildでの紹介文だけを使用して紹介したいと思います。

またALシナリオは、アドベンチャーコードというものが存在します。例えばDDAL5-1であれば、先頭から、DDはD&Dという共通のコードがあり、ALというのは文字通りALの事です。シーズン5(いわゆるSKTシーズンの事です。)の1番目のシナリオという意味です。昔はD&D Expeditionsと呼ばれていたため、シーズン3までは、DDEXというコード表記になっています。EncountersやExpeditionsという括りがシーズン4のStrahdシーズンから無くなったため、このようになりました。(最近、また色々と増えてきましたが…その話は後日)

 

DDAL 5-1 Treasure of the Broken Hoard (失われたカルトの秘宝)

このシナリオは、ALシナリオの1シナリオ共通のミニアドベンチャー5本で構成されています。フェイルーンでも有名なトレジャーハンターの一人が、Parnast近くにあるGreypeak山脈に隠されたドラゴンカルトの秘宝のありかを探すための、彼女の護衛として冒険者を求めていました。招集された冒険者たちは名声や富、心くすぐる冒険を求めて彼女と会うところから話しが始まります。このシナリオは1~2レベルPC向けです。

DDAL 5-2 Black Road (ブラックロード)

実質、ここからシーズンは開始となります。Moonseaにいた冒険者たちが、領主同盟のエージェントからとあるキャラバンの護衛を依頼されます。ブラックロード経由で、Parnastまでとある重要な荷物の運搬をするキャラバンの護衛が任務で、フェイルーンのマップを見ると分かると思いますが、砂漠を超える旅になります。

DDAL 5-3 Uninvited Guests (招かざるゲスト)

Parnastにて名誉挽回を目論む男に呼ばれて、冒険者たちは、街の近くにある禁断の森、Weathecote Woodに狩猟を依頼されます。この男こそ、HotDQにて街の人間を裏切りドラゴンカルトに内通していた男ラグナーである。冒険者たちはこの森で様々な事件に巻き込まれる。

4と5は2nd Tierの冒険となり、舞台は遠く北方のフロンティア地域、Stagwickを拠点にします。ここはかつて古代のジャイアントの地と言われている場所で、冒険者たちはこの地域に名声や富を求めて、はたまたファクションの命令で派遣されます。このtierの話は、また別の機会に。

現在、5-6、5-7は1st Tierなのですが、まだ未読のため割愛します。

上記が導入の話しなのですが、もう一つ重要なポイントがあり、1st Tierの話を進めるとジャイアントの軍隊の噂を冒険者たちは見聞きします。ここは紹介文にもあるので記載すると、それは、とある奇怪なヒルジャイアント、Bad Fruulの軍隊である。シナリオを進める毎にこのヒルジャイアントの部隊との戦いとなっていき、ここは私の憶測なのですが、このTier最後のボスは、このBad Fruulなのではないかと思っています。ヒルジャイアントはジャイアントの中でもランクが一番低いため、ジャイアントの混乱期に乗じて(ジャイアントの混乱が、このSKTシナリオの大きな背景にあります。この話も後ほど書こうと思います)上昇意欲がありますが、ヒルジャイアントは知能が低く、割りと典型的な大型の猪突猛進タイプなので他のジャイアントに見下されています。そんなヒルジャイアントにも関わらず、Bad Fruulは知性が高く、非常に狡猾であると噂されています。

 

そんなSKTのALシナリオ。プレイする機会がありましたら、是非トライしてみてください。私は来年序盤は、このSKTシナリオをベースにマスタリングしようかと考えています。

次回は、現在翻訳をバタバタと進めていた、In Volo's Wakeを紹介します。

Volo's Guide and Wake

前回SKTのALアドベンチャーの詳細を書くと言っておきながら、今回は新しく出たVolo's Guide to Monsterの導入アドベンチャーとして、店舗限定でリリースされた6本のミニアドベンチャーが収録されたIn Volo's Wakeについて書こうと思います。

通常、AL用のシナリオはシーズン最初にDDAL○-01というコードが振られた、ミニアドベンチャーが複数収録されているモジュールから開始されます。通常のシーズンは5本のミニシナリオが収録されていて、ライターも毎回Shawn Merwinが手がけています。新シーズンのSKTも、DDAL5-01は、Treasure of the Broken Hoardというシナリオ名で、60-120 minsほどで終わるミニアドベンチャーが5本収録されています。

実は私もこのシーズン用のDDAL5-1をDMでやる準備が出来ていたのですが、そんな矢先に、Volo's Guide to Monstersが発売となり、そしてAL運営側からは、店舗限定でそれ用のモジュールを配布するよ!というメールが来まして、それがこのIn Volo's Wakeになります。

シナリオの舞台は、Lost Mine of Phandelverでおなじみのファンダリンの街を舞台にしています。しかし、街は当時と一変していて、Voloがこの街を訪れたことで良い方にも悪い方にも影響をもたらしています。

このサプリメントがリリースされたことで、敵クリーチャ種族もプレイヤーとして遊べるようになり、今後は5eも少しバラエティに富んだプレイヤーさんのPC選択が見れるのではと思い、楽しみにしています。

 

そして、そんなVoloシナリオの翻訳に追われている中、SKTの12月分のシナリオが昨日dms guildでリリースされました。今回は1~4 levelの1st tierになりますが、おそらくSKTのALモジュールの1st tierのテーマは、とある異色なヒル・ジャイアント、Bud Fruulと彼の率いる軍団との戦いがテーマになっていると私は睨んでいます。今度こそ本当に次回はSKTのALシナリオについて年内には書こうと思います。来月1月には、ALモジュールとしては久しぶりの3rd tierのシナリオが登場します。それまでに現在リリースされているALシナリオは全部翻訳してしまおうと考えています。Voloシナリオもあるし、Voloのハードカバーサプリもじっくり読みたいしで、現在は贅沢な悩みがしばらく続きそうです。

About Storm King's Thunder, and Adventurer's League Regulation

ブログ開設はしたものの、更新もせずにずっと放置してしまった。

気を取り直して、このブログを更新していこうかと思います。

 

今年の夏、シーズン5となるStorm King's Thunder(以下、SKT)が開始されました。そしてAdventurer's League(以下AL)も、前シーズンのStrahdシナリオが終了して、SKTのシナリオへと移行しました。

今回のSKTの特徴は、ジャイアントがメインとなるストーリーラインであり、舞台も含めてスケールの大きな展開をしていきます。ハードカバー版SKTは、Sword Coast全体を舞台にストーリーが展開します。しかし、今回紹介したいのは、AL版のSKTシナリオのほうで、実はこのシーズンより舞台が変わりました。

これまで、シーズン1~3まではMoonsea地域を舞台に展開してきました(シーズン4のCurse of Strahdは舞台がそもそも別の設定なので除く)が、シーズン5からは、ハードカバー版と同じように、Sword Coastを舞台にしています。

そして、もう一つの特徴は、シーズン1や2の続きの設定になっていて、シーズン1のthe Cult of the Dragonが暴れていた後の設定となっている点です。また、シーズン2(Elemental Evil)に登場したエレメンタルカルトの足跡も所々に散りばめられています。AL版のシナリオの良いところは、そのシナリオで5eを始めて遊ぶ人でも充分に楽しめるようになっていて、かつこれまでのシーズンのシナリオを楽しんでいる人もよりストーリーを深く知ることが出来て、楽しめるようになっています。前シーズンの足跡に関しては勿論、ハードカバー版SKTでも同様に入っています。

 

さて、ALをあまりご存知ない方もいるかと思いますので、少しALに関して書いておこうかと思います。

ALの大きな特徴は、始めて参加するプレイヤーのキャラクター(Player Characterと言います、略してPCと記載します)はレベル1から参加となります。その1レベルPCのその日の冒険で得た経験値を、キャラクターログシートというシートに記載してDMのサインを貰います。次回自分のPCのキャラクターシートと、そのログシートを持参する事で続きを遊ぶことが出来て、PCを成長させるシステムになっています。

またシナリオは、全部で4段階のレベル帯が決められています。例えば、Aというシナリオはレベル1~4向け、Bというシナリオは5~10レベル向けといった感じです。この段階は、下記のように決められています。

第一段階(1st tier) 1~4 レベル

第ニ段階(2nd tier) 5~10 レベル

第三段階(3rd tier) 11~16レベル

第四段階(4th tier) 17~20 レベル

1レベルのPCが4レベルまで上がると、各冒険毎に獲得出来るダウンタイムを消費して5レベルへ上げることが出来ます。そうやって次の段階の冒険へ進むことが出来ます。ALのレギュレーションの難しいところは、この2段階目以上のシナリオにAL始めてのプレイヤーの方を参加させられないネックがあります。

ですが、RPGの特徴であるレベルアップをこのような形で楽しむようになっています。

 

話はSKTシナリオに戻りますが、実は先日ALシナリオの後半(2017年の1月~4月)の10シナリオの要約がアナウンスされたのですが、今回は、初めてこの第四段階のレベル向けシナリオがリリースされます。

 

次回は、このALのSKTシナリオの詳細を書こうかと思います。

Introduction to the blog

2016年に入り、これまでずっとやりたかった事が出来るようになった。それは、Dungeons and Dragons(以降、D&D)のDungeon Mastering(以降、DM)である。実はこの世界を知るようになってから気がついたのは、D&Dというゲームはもう誕生してから40年以上も経つ歴史のあるゲームであるため、ゲームをマスタリングするDMをやっている人も、同時に非常に長くDMをプレイしているという事だ。

 

現在このD&Dは、5th edition(以降5e)が最新版であり、筆者もこの5eを主にプレイしているのだが、この5eが発売されたのが2014年の夏。私がカナダから日本に帰ってきた頃である。このD&Dは日本だとマイノリティであるテーブルトップタイプ(卓上)のゲームのため、2年経った現在もまだローカライズはされていない。

 

そんなD&Dの5eを遊べる場所は日本には数少ないだろうと思っていた矢先、本家Wizards of the Coastが、5eをプレイするための大きな枠組を発表した。それがAdventurers League(以降、AL)である。ここでは従来のD&D Encounters(毎週水曜日にD&Dの公式イベントとして、カレントのシーズンシナリオを毎週2時間ずつプレイする)に加えて、D&D ExpeditionsやEPICシナリオ等、コンテンツは非常に魅力的なものであり、発表されたALのガイドのPDFを何度も読んでは、北米のプレイ環境を羨ましく感じていた。

しかし、まさかのまさか。日本でやっていた場所が存在していた!秋葉原のR&RステーションでALのレギュレーションに準拠して毎週水曜のEncountersと、週末にはExpeditionsをやっていたのだ!これに気がついたのは2014年の冬。5eはもうかれこれ、Starter Set→Players Handbook(以降、PHB)→Monster Manual(以降、MM)まで出ていた頃だ。これまでも月1ペースでプライベートセッションをやっていたのだが、このイベントにすぐに参加表明をしたのは言うまでもない。それからはシーズン1→3までを可能な限りプレイヤーで参加していたのだが、2015年秋のDAC(年に一回のD&Dのコンベンション)で主催のふぇるでぃん氏に、「一度DMやってみたい」という話をしたところ、トントン拍子にDMをやる話になり、シーズン3のEncounters用シナリオ、Out of the Abyssの2順目のDMとして2016年2月よりやることになった。

 

という事で前置きが少し長くなってしまったが、このブログでは初心者DMが毎週の公開イベントでDMをやっていく過程や、今後の展望などを書いていければと思っています。各シナリオの感想等も思い思いに書いていきたいとも思っています。